秘仏 薬師如来 御開帳 (2012年11月 3日)

 平成24年11月 3日 午前10時〜午後5時に、兵庫県有形文化財(美術工芸品)である秘仏「薬師如来坐像」が御開帳となりました。

 お薬師さまは、平安時代につくられました。お薬師さまの解説はこちらをご覧ください。

 8年に一度の文化の日が、お薬師さまに会える御開帳法要の日です。

 この貴重な御開帳の内容をお知らせします。


令和元年11月 3日 文化の日

◆ この年は明石城築城400年・小笠原忠正公350回忌、太寺廃寺塔跡修繕事業完成、明石市施行100周年を記念してのご開帳法要です。

2019年11月 3日の「薬師如来」 御開帳法要のようすはこちらをご覧ください。

令和9年11月 3日 文化の日

◆ 次回のご開帳法要は、2027年11月 3日の予定です。



御開帳法要

 平成24年11月 3日(土)文化の日。

 この8年に一度の御開帳法要の日。

 晴天に恵まれ、暖かな日差しが差し込んでいます。


御開帳の儀

御開帳の儀1 御開帳の儀2 御開帳の儀3 御開帳の儀4

五姫(圓照院)位牌の開眼法要

五姫(圓照院)位牌の開眼法要

本尊・圓照院位牌

本尊全景

 本尊薬師如来と本堂前の回向柱とをつなぐ五色の糸は、「結縁紐 」といいます。

 参拝された方が直接本尊に触れることはかなわないため、 回向柱に触れることで本尊に触れるのと同じこととされ、参拝者と薬師如来に結縁が生まれ、ご利益を賜ることができます。

 お薬師さまの解説はこちらをご覧ください。

本尊・薬師如来 本尊近景
月光菩薩 日光菩薩 五姫位牌 小笠原忠政公 位牌(新調)

薬師如来を守護する十二神将

 薬師如来を守護するとされる十二体の武神です。

 薬師如来の十二の大願に応じ、それぞれが昼夜の十二の刻限・十二の月・十二の方角を守護するとされており、十二支が充てられています。

 全ての像に化身前の姿があります。

読み化身前十二支
毘羯羅大将びから釈迦如来子神
招杜羅大将しょうとら大日如来丑神
真達羅大将しんだら普賢菩薩寅神
摩虎羅大将まこら大威徳明王卯神
波夷羅大将はいら文殊菩薩辰神
因達羅大将いんだら地蔵菩薩巳神
珊底羅大将さんちら虚空蔵菩薩午神
あにら如意輪観音未神
安底羅大将あんちら観音菩薩申神
迷企羅大将めぎら阿弥陀如来酉神
伐折羅大将ばさら勢至菩薩戌神
宮毘羅大将くびら弥勒菩薩亥神
薬師如来を守護する十二神将(左) 薬師如来を守護する十二神将(右)

参拝風景

参拝風景 参拝風景

御閉扉の儀

御閉扉の儀 御閉扉の儀 御閉扉の儀

 次回の御開帳は、令和9年(2027年)となります。